JRA短期免許新制度、外国人女性騎手“優遇” 有資格ミシェル「コロナ騒動が収束したらぜひ申請したい」

[ 2020年8月6日 05:30 ]

笑顔でハートマークを作るミシェル
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 JRAは5日、外国人騎手の短期免許制度に、女性騎手に限定した成績要件を新設したと発表した。海外で活躍するトップ女性騎手がより中央競馬で活躍できるようにするもので、過去2シーズンのいずれかで各国の女性騎手リーディング1位など、男性騎手より緩和される。

 JRAは短期免許制度の「申請者が必要とする騎乗実績」に、女性騎手に限定した成績要件を新設した。過去2シーズンのいずれかで各国の女性騎手リーディング1位で、他に国ごとに定められた勝利数や全体リーディング順位などをクリアすれば短期免許の対象者となる。また当該年または過去2年で特定のG1競走に優勝した女性騎手も有資格者。なお、短期免許制度の同時期5人枠は変わらない。

 相馬慎吾免許課課長補佐は「中央競馬において女性騎手が活躍できる環境を整えることを目的として新設しました」と説明。従来はリーディング上位のトップ騎手に限られていたため来日するのは男性騎手がほとんどで、これまでに短期免許で一定の期間、JRAで騎乗した女性騎手はいずれもニュージーランドのリサ・クロップ(94、95年)、リサ・オールプレス(02、15、16年)、ロシェル・ロケット(02、03年)の3人だけだった。条件が緩和されたことで今後は藤田菜七子VS海外一流女性騎手の対決の機会が増えそうだ。

 昨夏のワールドオールスタージョッキーズで来日し、今年1~3月には地方競馬の短期免許を取得して活躍したミカエル・ミシェルも18年のフランス女性リーディング1位で有資格者。ただし、18年リーディングが適用されるのは今年いっぱい。コロナ禍でフランス政府が日本での就労ビザを発給していない現状では来日は難しいが、ミシェルは「コロナ騒動が収束したらぜひ申請したいです」と前向きにコメントした。

 【通年騎手免許試験要領】JRAは令和3年度の新規騎手免許試験要領を発表。ミシェルが受験の意思を示していた外国人の1次試験は9月29日。これまで2次試験のみだった日本語の口頭試験が1次試験でも行われる。2次試験は来年1月27日。

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