【日本ダービー】一変マイラプソディ!異例の火曜追いで矢のごとく11秒6 

[ 2020年5月27日 05:30 ]

藤岡康太騎手を背にCウッドで追い切るマイラプソディ
Photo By 提供写真

 ダービーに出走するマイラプソディが異例の火曜追い切りを敢行した。藤岡康(レースは横山典)を背にCWコースへ。しまい重点で6F88秒9、ラスト1F11秒6と放たれた矢のごとく真っすぐ伸びてゴールを駆け抜けた。藤岡康は「先週はまだ体の使い方に課題が残るな…と厩舎の方と話していたんです。今朝は3、4コーナーの反応とか体の使い方が凄く良くなっていました」と感触を伝えた。

 あえて火曜に追い切った狙いは2つ。水曜だとCWコースは右回りだが、火曜はレースと同じ左回り。もう一つは火曜に追い切ることでレースまでに1日分のゆとりが生まれ、より入念な微調整が可能になる。

 デビュー3連勝を飾ったクラシック候補生も今年に入って連敗。集中力を欠き、ピリッとしない走りが続いた。そこで馬具を工夫して1週前追い切りからメンコに加えチークピーシーズを装着。これがいい方に出た。友道師は「先週チークを着けたら、それまでと全然違った。今朝もいい動き。体じゃなく気持ちの問題だろうね。東京のこの距離は合っていると思うし、改めて期待したい」と一変への手応えをにじませた。

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2020年5月27日のニュース