【福井・ウィナーズC】松浦 G2初V!清水との“最強コンビ”でビッグレース2勝目

[ 2020年3月30日 05:30 ]

ウィナーズカップを制し賞金ボードを掲げる松浦
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 G2「第4回ウィナーズカップ」は29日、福井競輪場で決勝戦が行われた。レースは清水裕友の逃げに乗った松浦悠士(29=広島・98期)が番手まくりで優勝、賞金2180万円を獲得した。松浦のG2優勝は初、ビッグレース(G2以上)優勝は昨年11月の小倉競輪祭以来。また「ガールズケイリンコレクション」は児玉碧衣(24=108期・福岡)が最終B6番手からまくって優勝、賞金215万円を獲得した。

 打鐘で前を任せた清水が一気に主導権を握る。この時点で松浦のV確率は限りなく高くなった。まくって来た高橋のスピードは予想外だったが、最終バックでは自ら踏み込み、逆転は許さなかった。

 「いつもはファンの声が勝ったと教えてくれるんですが、今回は敢闘門に入る時に分かりました」
 無観客開催となって初のビッグレースは、勝者にとっても景色は違った。

 今年初のG1となった2月全日本選抜競輪決勝戦では清水の前で主導権を握り清水のVにつなげた。しかし自身はゴール前で落車。特に打撲した右肩のケガはひどく、日常生活でも支障が出るほどだった。それでも1場所欠場して挑んだ3月松山記念ではケガの影響を感じさせない動きを見せた。そして迎えた今シリーズの前検日には「前回よりも上積みがあると思う」と自信を持ってレースに集中した。

 「落車の経験を糧にしっかりと調子を戻すことができました」

 脚力だけでなく精神面でも成長を続ける。進化は止まらない。

 清水との連係はかつての平原康多│武田豊樹の最強関東ラインをほうふつさせる圧倒的な存在感だ。

 「清水君は頼れるし、頼もしい背中です。清水君とビッグをいっぱい獲りたいし中四国勢でグランプリに行きたい」

 東京五輪が延期になったことで、5月ダービーでは脇本雄太、新田祐大の参戦が予想される。受けて立つ松浦の走りから目が離せない。

 ◇松浦 悠士(まつうら・ゆうじ)1990年(平2)11月21日生まれ、広島市出身の29歳。市立広島工業高卒。10年7月プロデビュー。通算成績は845戦228勝。通算取得賞金は3億755万円。主な優勝は第61回競輪祭(19年)。1メートル68、73キロ。血液型O。

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