【洛陽S】距離短縮歓迎エンブレム 淀へいざ“マイル”

[ 2020年2月14日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=13日】雨がアスファルトを叩きつける音で目が覚めた。「一時期より寒さはマシになったかな」。そんなことを思ってトレセンの門をくぐった瞬間、雨脚が急に強くなった。毎週の馬券同様にツイてない。新谷はずぶ濡れになって調教スタンドに向かった。

 流れを変えよう。足が出張馬房へと向いた。1月下旬から滞在している関東の小島厩舎へ。土明助手の顔を見つけるとタイミングよく雨がやんだ。これはいい。的中の予感がする。京都土曜メイン・洛陽Sに出走するアストラエンブレムはどうですか?「前走のディセンバーSは距離(芝1800メートル)が長かったんだと思う(11着)。マイラーっぽい体形になってきて稽古で乗ってもそれが分かる。距離短縮は良さそう」

 水曜の最終追いは坂路単走で4F54秒9~1F12秒3だった。「しまいの反応を確かめる程度だったが、しっかり動いていた。落ち着きがあって元気いっぱい」。余談だが京都市出身の同助手の必勝メシは関西風のうどん。新谷も土曜の昼飯はうどんを食べて応援すると決めた。

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2020年2月14日のニュース