【根岸S】アヴァロンも8歳まだまだ若い 西園師も感心「今も確実にいい脚を使う」

[ 2020年1月29日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=28日】55歳になったオサムは思う。最近、高齢馬に肩入れしたくなるのは年を取ったからだと…。だから根岸Sには力が入る。高齢馬がずらりとエントリーしているからだ。登録馬22頭中、7歳以上が10頭。14年には7歳馬ゴールスキーがV。16年は8歳馬が2(タールタン)、3着(グレープブランデー)。キャリアが生きるレースだ。

 今年のメンバーでのアンチエイジングホースといえばスマートアヴァロン。8歳初戦のすばるSで3着。58キロを背負いながらラストで猛然と追い上げ3着。17年4月のコーラルSを最後に白星からは遠ざかっているが、上位争いには必ず顔を出すイメージだ。

 64歳、西園師も感心しきりだ。「若いよね。今も確実にいい脚を使う。今回は56キロ。いつも58キロを背負っているから全然違うと思うよ」。56キロで走るのは前述のコーラルS以来、実に14戦ぶりだ。「前回、東京に使った時(昨年11月霜月S=2着)に三浦が“凄い脚で来てくれた”と驚いていた。東京は合うんだ」。8歳馬の戴冠を全力で応援だ。

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2020年1月29日のニュース