【根岸S】もう一度カフジ!長期離脱経由3年ぶりV行き復活便“テイクオフ”

[ 2020年1月29日 05:30 ]

カフジテイク
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 フェブラリーSの前哨戦「第34回根岸S」で17年以来3年ぶりのタイトル奪還を狙うのがカフジテイク。東京ダート1400メートルは【3・0・1・0】。この一戦こそが年間最大の稼ぎどころだ。脚部不安を乗り越え、8歳でも衰え知らずの若々しい肉体。来年、定年を迎えるベテラン湯窪幸雄師(69)も目を細める素材が完全復活の時を迎えた。

 おっさんの意地を見せる時が来た。いや、おっさんという言い方は失礼か。なぜならカフジテイクはまだピチピチ(古い!)の肉体の持ち主だからだ。「この年齢になっても、しっかり走ってくれる。本当によく頑張ってくれるよ。8歳になっても全然衰えは感じないね」。そう話す69歳の湯窪師も若々しいが、とにかく8歳という先入観は外す必要がある。

 根岸Sだけは譲れない。ここが俺の稼ぎどころだ。17年のこのレースを1番人気で快勝。すでに交流G1勝ちを果たしていたベストウォーリアを豪快に差し切ったのだから本物だ。続くフェブラリーSで当然のように1番人気に支持されたが猛烈な追い上げ及ばず3着。1400メートルが最適で1600メートルになると、ちょっと足りない。JRAにダート1400メートルのG1があったらと思うが、無い物ねだりをしても仕方ない。得意舞台を確実にモノにするのみだ。

 18年の根岸Sは出遅れて3着。その後、左前けいじん帯炎を発症した。この時6歳。だが、関係者は諦めなかった。約1年8カ月の長期離脱の後、19年9月のながつきSで復帰。そこから4戦して5、4、8、7着。実戦勘を思い出しつつ、待ちに待った根岸Sを迎える。

 湯窪師の期待も膨らむばかりだ。「復帰後もしっかり走ってくれている。状態はいいし東京は合っているからね。道中はじっくり構え自分のスタイルに徹したい」。そう、カフジテイクといえば、外から全馬をのみ込むような差し切りだ。4コーナー大外で、これはさすがに届かないかと思わせて届く。魔術のような追い込みを3年ぶりに披露してくれるはずだ。

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