【百日草特別】ブラストワンピースの半妹ホウオウピースフルが2連勝

[ 2019年11月3日 14:40 ]

東京8R・百花草特別を制したホウオウピースフル(撮影・村上 大輔)
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 東京8R・百日草特別(芝2000メートル、2歳1勝クラス)は、ブラストワンピース(父ハービンジャー)の半妹ホウオウピースフル(牝=大竹、父オルフェーヴル)が3番手から抜け出し、デビューから2連勝。

 少頭数の競馬で道中は少し掛かる面も見せたが、抜け出して2馬身差をつける完勝。レースは初騎乗だった田辺だが今春、調教に騎乗して早くから好感触を得ていた。「調教に乗ったときからいいモノを感じて期待していた。まだ経験が浅いし、父のやんちゃな性格に似てテンションが上がったりイライラしたりする面があるが、落ち着いてくれれば楽しみ。いい形で賞金を加算できて良かった」と改めて素質を感じ取っていた。

 兄も管理する大竹師は「何とか我慢してくれたがゲート裏でうるさくなったり紙一重の部分がある。まだまだ兄と比べるものではない。走りに関しては言うことはないが、気性とカイバ食いが鍵。骨格を見てももっと体重があっていい」と今後の課題を口にした。

 近5年の優勝馬3頭がその後に3歳重賞を制した出世レース。大竹厩舎では、14年にこのレースを制したルージュバックがデビューから3連勝できさらぎ賞を制覇。オークス2着、重賞4勝と活躍した。

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2019年11月3日のニュース