【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】3日福島9R 末脚非凡なココロノトウダイが器の違いを見せる

[ 2019年11月3日 08:00 ]

 土曜は東京と京都で芝1400メートルの2歳重賞が行われ、どちらも1分20秒台の好時計で決着。特に、2歳レコード(1分20秒8)がマークされた京王杯2歳Sは強烈なインパクトを残した。函館2歳Sの1、2着馬が入れ替わってのワンツー。東京芝1400メートルなら逆転濃厚とみて、1着タイセイビジョンを◎指名は正解だった。2着の○ビアンフェは2馬身離されたが、3着馬にも2馬身差。函館2歳Sが高レベルだったことが証明された形だ。

 本日の当欄で取り上げるのは福島9R・きんもくせい特別。7頭立ての少頭数で配当的な妙味はそれほど見込めないものの、◎ココロノトウダイは自信を持って推せる。福島芝1800メートルの新馬戦は出遅れ、2戦目の未勝利戦(新潟芝1800メートル)もダッシュひと息で後方に置かれたが、いずれも最速の上がりで2→1着。大柄な馬体を躍動させてパワフルな末脚を繰り出した。少し間隔を空けて成長を促され、ここ2週は稽古で上々の動きを披露。前走以上の仕上がりで臨めるのは間違いない。管理する手塚師も、3戦連続で手綱を取る丸山も素質を高く評価している逸材。今回の顔ぶれなら、また出遅れても楽々と差し切れる。

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2019年11月3日のニュース