菜七子、JBCでいざG1ジョッキーへ 11・2京王杯2歳SではJRA重賞初制覇狙う

[ 2019年10月29日 05:30 ]

藤田菜七子騎手
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 目下、JRAで7週連続勝利中の菜七子は、11月2日にJRA重賞初勝利を懸けてグレイトホーンで「京王杯2歳S」(東京芝1400メートル)、また同4日にはコパノキッキングで交流G1初制覇を目指し「JBCスプリント」(浦和ダート1400メートル)に挑む。

 2日の「東京盃」(大井)では、JRA女性騎手として史上初の交流重賞制覇を果たし、「馬(コパノキッキング)の力で勝たせてもらった。本当に強かったと思います」と振り返る。

 作戦を一任された「東京盃」では逃げ切って勝利を手にしたが、「JBCスプリント」ではノブワイルド、ミスターメロディなど快速型も顔をそろえる。それだけに、「前回は相手関係も見てああいう作戦に出たが、今回はメンバーが違う。カペラSでは一番後ろから勝っているし、形にこだわらなくてもいいのかなと思う」と話した。

 また、ワンターンの競馬を得意にしてきた同馬にとって馬場を1周するレースは初めてとなるが「操縦性が高いので、どんな形でも競馬ができる馬」。重賞ウイナーに続いて、“G1ジョッキー”の称号を手にできるか。再び大きな注目を集めること必至だ。

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2019年10月29日のニュース