【スプリンターズS】ファンタジスト 12年ぶり3歳Vだ!良血馬の闘志に火

[ 2019年9月23日 05:30 ]

心身の進化が著しい3歳馬ファンタジスト
Photo By 提供写真

 今週メインは秋G1開幕戦の「第53回スプリンターズS」(29日、中山)。スプリントG1春秋制覇を狙うミスターメロディ、重賞3勝のダノンスマッシュなど好メンバーがそろったが、虎視たんたんと一発を狙っているのがファンタジスト。名手・武豊(50)とのコンビ復活で12年ぶりの3歳馬Vを飾り、令和の新スターに上り詰めるか。 スプリンターズS

 2走前の北九州記念、ファンタジストはパドックでほぼ寝ていた。こんな3歳馬、ちょっと見たことない。なかなか度胸が据わっている。春以降は皐月賞13着→NHKマイルC13着→北九州記念14着と振るわなかったが、距離や蓄積疲労もあった。休んで身も心もシャンとした前走・セントウルSは別馬のような走りで2着を確保。梅田師は「前走は意識して気合を注入しました。一変してくれたし、速い時計にも対応できた。あれがこの馬、本来の姿なんです」と納得の笑みを浮かべた。

 昨夏小倉でのデビュー戦は448キロの馬体でV。武豊は「フラフラしてたけど相手が来るとまた伸びた」と幼さとガッツを伝えた。近3走は482キロ。成長した馬体にようやく身が入ってきた。19日の1週前追いは栗東坂路で4F50秒1、ラストは余力をもって1F11秒9の好時計。梅田師は「予定より速くなったけど動きはいい。G1を戦うにはもうワンランク上のギアが欲しい」と語る。

 トレーナーが言うように前回が本当の姿だ。ベスト距離は1200メートルで間違いない。父ロードカナロア(その父キングカメハメハ)、母の父ディープインパクトのブランド血統。闘志に点火したファンタジストなら、最適のスプリント決戦をファンタジーだけでは終わらせない。今夏に相次いで死んだキンカメとディープの弔い合戦を制し、スプリント界の頂点に駆け上がる。

続きを表示

「2019 菊花賞」特集記事

「富士S」特集記事

2019年9月23日のニュース