【神戸新聞杯】サートゥルV!“横綱相撲”で秋G1へ不安なし

[ 2019年9月23日 05:30 ]

<神戸新聞杯>直線で楽に抜け出し後続を突き放し勝利するサートゥルナーリア(左)(撮影・亀井 直樹)
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 さあ、古馬G1戦線へ。22日、阪神競馬場で行われた菊花賞トライアル「第67回神戸新聞杯」は、皐月賞馬サートゥルナーリアが人気に応えて快勝。2着ヴェロックス、3着ワールドプレミアまでが菊花賞(10月20日、京都)の優先出走権を獲得したが、サートゥル陣営は不参戦を表明。次戦は古馬斬りに挑む。一方、中山の「第65回オールカマー」は、スティッフェリオが逃げ切り重賞3勝目。鞍上の丸山元気(28)と共に天皇賞・秋(同27日、東京)でG1初制覇を狙う。 レース結果

 スタートからゴールまでヒヤリとするシーンは一切なし。断然1番人気に支持されたサートゥルナーリアが完璧なレース運びで秋初戦をクリアした。ヨーイドンの追い比べで刻んだ上がり3Fはメンバー最速タイの32秒3!神戸新聞杯4戦4勝となったルメールは「強かった。スーパーホースです」と絶賛した。

 ゆったりした流れでも2番手でピッタリ折り合った。手応えは絶好。直線入り口で他馬は手が動く中、持ったままで先頭へ。ラスト300メートルでルメールが仕掛けると直後のヴェロックスとの差がスッと広がる。皐月賞、ダービーでしのぎを削ったライバルに3馬身差をつけ、余裕たっぷりにゴールを駆け抜けた。「ゲートの中で静かだったし、いいスタートを切って道中はリラックスしていました。3~4コーナーで外へ。だんだん加速して最後は凄くいい脚」。堂々の横綱相撲にルメールの舌も滑らかだ。

 デビュー4連勝で皐月賞馬に輝いたが、ダービーは痛恨の出遅れが響いて4着。仕切り直しの秋、夏を越しての成長は明らかだった。体はダービーから8キロ増の498キロで筋肉が盛り上がり、見た目にボリュームアップ。精神面もひと皮むけた。パドックでどっしり構えて返し馬もスムーズ。角居師は「上手にスタートして折り合いもついたし、これで距離にめど。夏を越して体がしっかりしましたね」と安どの表情を浮かべた。

 今後は同期たちからひと足先にクラシック戦線を離れ、古馬との対戦に打って出る。馬主のキャロットファーム・秋田博章代表は次走について「放牧に出してから角居調教師と相談します」と前置きした上で、菊花賞については「ありません」と断言。天皇賞・秋やジャパンC(11月24日、東京)について「そのあたりですね」と語った。天皇賞・秋ならルメールが主戦を務めるアーモンドアイが参戦予定で鞍上は調整する見込みだが、この日の勝利で注目度と存在感が一段と高まったのは間違いない。

 ◆サートゥルナーリア 父ロードカナロア 母シーザリオ(母の父スペシャルウィーク)牡3歳 栗東・角居厩舎所属 馬主・キャロットファーム 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績6戦5勝 総獲得賞金3億1175万9000円。

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