【馬券道コバヤシ 特別編】1日小倉11R 速さ一番カイルアコナ血統背景も魅力

[ 2019年9月1日 08:00 ]

 小倉2歳Sの本命はかなり迷った。金曜朝は斉藤崇厩舎へ。馬房にいたラウダシオンはピカピカの馬体。最終追い切りも抜群の動き。取材をしていると顔を前へグッと突き出すなど、人なつっこいところも何だか親近感が湧いた。ただ、雰囲気としては距離がもう少しあった方がいいのかも…。対抗にとどめた。

 本命はカイルアコナ。前走は4馬身差の圧勝でデビュー勝ち。逃げて勝った馬の2走目はとかく疑ってしまいたくなるのだが、前半600メートルが34秒0のハイペース。走破時計も良く、内容の濃い勝ちっぷり。高橋忠師は「これからの馬だけど、血統的にも早い時期から使えそうと思って、小倉で新馬戦を使いました」と話す。母コナブリュワーズは2歳の6月に勝ち上がり、短距離路線で4勝と活躍した。祖母に04年の函館2歳Sを勝ち、阪神JF2着のアンブロワーズ。3代母の半兄にはダービー馬フサイチコンコルドと早い時期から結果を出している。血統の後押しにも期待だ。

 馬券は3連単でカイルアコナとラウダシオンの2頭軸マルチ。相手は▲マイネルグリット、☆トリプルエース、以下△テーオーマルクス、ヒバリ、ゼンノジャスタ、ミントティーへ流す。

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2019年9月1日のニュース