【ひまわり賞】2歳戦好調　牧田厩舎も負けていない

　【東西ドキュメント・栗東＝20日】トレセンに向かう自転車をこぎながらだいぶ涼しくなったと感じた。トレセンの温度計は23度。秋の気配を感じながら取材開始。2歳戦が好調な牧田厩舎は新潟2歳Sにセツメンノトビウオ、ひまわり賞にイロゴトシをスタンバイ。新谷は厩舎に自転車を走らせていた。着くと登坂していたイロゴトシが厩舎に帰ってきた。担当の宇田助手が馬から下りると取材をスタートした。

　前走・九州産限定の未勝利戦をメンバー最速（3F35秒0）の脚で快勝。前走のレースぶりを宇田助手はこう振り返る。「勝ちっぷりは良かったです。距離も2度目で初戦よりもスムーズに追走できました」

　中1週続きのローテーションで、再度小倉への輸送を挟む。気になる状態面について同助手が切りだすと、「元気はいいですよ。中1週でも間隔を空けているので、いい状態を維持しています」とキッパリ。その言葉を聞いて新谷はニンマリと笑みを浮かべた。