【新潟2歳S】勢い乗る鹿戸厩舎 今週も主役の予感

[ 2019年8月21日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=20日】先週の炎天下とは打って変わって過ごしやすい気候に。田井は心地よい涼風を受けながら自転車で取材回り。先週土曜の新潟メイン・日本海S(ゴージャスランチ)でJRA通算300勝を達成し勢いに乗る鹿戸厩舎へ向かった。「もっと上を目指して頑張る」と意気込む師は新潟2歳Sに素質馬2頭をスタンバイ。「共に順調に来ていますよ。元気いっぱい」と笑顔を見せた。

 まずは父スクリーンヒーローも手掛けたウインカーネリアン。「体力はあるしレースも上手。デビュー戦は勝った馬(ワーケア)が強かったし、2回競馬を経験してから重賞に出られるのは大きい」と手応えを口にする。エピファネイア産駒グライユルは一気に2Fの距離延長となるが、「素直だし真面目な馬。1200メートルの前走も道中から余裕を持って競馬できた。マイルは大丈夫と思う」。爽やかな笑顔の指揮官が今週末も新潟の主役となる予感がした。

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2019年8月21日のニュース