【英インターナショナルS】大魔神愛馬シュヴァルグラン無念8着

[ 2019年8月22日 00:42 ]

 英G1「インターナショナルS」が21日(日本時間同日深夜)、ヨーク競馬場で行われ、日本から参戦したシュヴァルグラン(牡7=友道)は9頭立ての8着に敗退。海外G1初制覇はならなかった。勝ったのはR・ムーア騎乗の3番人気ジャパン(牡3=A・オブライエン)だった。

 シュヴァルグランは道中、中団の外を追走。最終コーナーで大外に持ち出されたが、直線の半ばで失速。マーフィーの懸命のムチにも反応できず8着に終わった。鞍上は「中団でいい手応えだったが、直線に入ってペースが上がった時について行けなかった。残念です」と肩を落とした。

 中団からレースを進めた3番人気の3歳牡馬ジャパンがG1連勝を決めた。道中は圧倒的1番人気クリスタルオーシャンの直後につけて徹底マーク。直線半ばで並びかけ、壮絶な叩き合いを頭差制した。愛国の名伯楽A・オブライエン師は近10年で同レース4勝目となった。今後は凱旋門賞への参戦が濃厚。“ジャパン”と名付けられた3歳馬の強豪は悲願Vを目指す日本馬にとって大きな脅威となりそうだ。

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2019年8月21日のニュース