【ラジオNIKKEI賞】美浦Wコース改修で閉鎖も…ディキシー初坂路追い自信

[ 2019年6月26日 05:30 ]

美浦Wコースの閉鎖に伴い、デビュー7戦目で初の坂路追い切りとなるディキシーナイト
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 調教が変わる?美浦トレセンのウッドチップ(W)コースが25日、改修工事のため閉鎖された。期間は9月2日まで。使用頻度が高いコースだけに、関東馬の調整過程に大きな影響が出ることは間違いない。3歳G3「第68回ラジオNIKKEI賞」(30日、福島)に有力馬ディキシーナイトを出走させる国枝厩舎もWコースの“常連”。どのような対策でレースに臨むのか。

 「調教の選択肢が減ってしまうけど、仕方ない。考えてやるしかない」。調教を見守りながら苦笑いを浮かべるのは、アーモンドアイ、アパパネなど数々の名馬を手掛けてきた国枝師。G1通算15勝を誇る名伯楽はWコースを多用する調教師の一人だ。

 同コースを利用する最大のメリットは脚部への負担の軽減だと説明する。「ウッドチップで調教すれば、スピードを出さなくても馬に負荷をかけることができる。それにクッションが効くので、芝やダートコースと比べても脚元への負担が軽減される」。アーモンドアイも国内8戦のうち7戦で最終追い切りを同コースで行っており(秋華賞のみ坂路)、国枝師のウッドチップへの“信頼”がみてとれる。

 改修期間中は、同じくウッドチップが敷き詰められた坂路コースを代用する厩舎が増えるとみられる。「坂路もそれほどスピードを出さなくても負荷をかけることができるから。あとは馬の状態や天気を見ながら頭を使ってやっていくしかないよ」と師。ラジオNIKKEI賞に出走予定のディキシーナイトもまたWコース主体で調教されてきたが、今回はデビュー7戦目にして初めて坂路で最終追いを行う予定だ。「馬の調子はいい。前走(スプリングS3着)はスムーズじゃなかったし、力を出せればやれると思う。馬体も良くなってきたし、帰厩後は順調に乗り込んできた。(坂路での追い切りでも)問題ない」と仕上げに自信を見せた。

 同じくラジオNIKKEI賞にインテンスライトを出走させる菊沢師は「今回の改修工事期間中に各調教師の調整方法の幅が広がって面白いのでは」と前向き。「ウッドチップは確かに無難だけど、ダートやポリトラックでの調整の方が合っていたという馬も出てくると思う」と“予告”した。夏競馬の関東馬は追い切りのタイムだけでなく、コース選択にも要注目だ。

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