【米ケンタッキーダービー】カントリーハウス繰り上がりV 25分の審議の末、世紀の降着劇

[ 2019年5月5日 08:28 ]

ケンタッキーダービーを制したカントリーハウス(AP)
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 米国の3歳最強馬を決する伝統の「第145回ケンタッキーダービー」(G1、ダート2000メートル)が4日(日本時間5日午前)、ケンタッキー州のチャーチルダウンズ競馬場で不良馬場のもと行われた。

 逃げたサエス騎乗のマキシマムセキュリティが先頭で入線したが、4角手前で外に膨れ、後続馬の進路に影響を与えたとして17着に降着。2位入線したプラ騎乗のカントリーハウス(牡=モット、父ルッキンアットラッキー)が繰り上がって優勝した。2着はコードオブオナー、3着はタシトゥス。

 レース直後、カントリーハウス陣営から異議申し立てがあり、約25分の審議となって、世紀の降着劇となった。日本での馬券発売は3連単1629万8210円の大波乱となった。

 日本産馬として初めて同レースに出走したマスターフェンサー(牡3=角田)はゲート直後に大きくヨレたこともあり、道中は最後方を追走。直線で内を突いて末脚を伸ばしたが、6着に終わった。

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