【スイートピーS】ブーケドール樫女王名乗り!出遅れスローペースでも快勝

[ 2019年4月29日 05:30 ]

<スイートピーステークス>レースを制したカレンブーケドール(右)、2着のシングフォーユー(中)、3着のセリユーズ(左)(撮影・郡司 修)
Photo By スポニチ

 オークストライアル「スイートピーS」が東京競馬場で行われ、2番人気のカレンブーケドールが直線で抜け出して快勝。オークス(5月19日、東京)の優先出走権を獲得した。

 1着馬だけに与えられるオークス切符をつかんだ津村が満足顔で検量室に引き揚げてくる。「ペースが凄く遅かったので道中ポジションを上げていった。距離が延びて良さそうです」。その傍らで国枝師も「掛からないから2400メートルもOK」と口をそろえた。

 前半1000メートル62秒4の超スロー。ゲートで立ち遅れたブーケドールは3角手前で4番手まで押し上げた。直線早めに先頭に立つとインを強襲したシングフォーユーを首差抑えてゴール。「横を向いた時にゲートが開いて出遅れたがリズム良く走れた。もっと強くなりそうです」と津村は樫舞台にも感触をつかんだ。

 南米チリのダービーを含めてG1・3勝を挙げたソラリアを母に持つディープインパクト産駒。昨年の牝馬3冠馬アーモンドアイを送り出した国枝厩舎から今年も樫の女王候補が現れた。

続きを表示

2019年4月29日のニュース