【高松宮記念】丸山フジ 頂譲らない!菜七子に兄弟子の意地見せる

[ 2019年3月22日 05:30 ]

調教の合間にくつろぐ丸山元気騎手(撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 今年こそG1制覇!フェブラリーSに続き藤田菜七子(21=根本)のG1騎乗で盛り上がる「高松宮記念」だが、菜七子の兄弟子・丸山元気(28=根本)も黙ってはいない。今年すでに重賞3勝と絶好調。妹弟子に負けるわけにはいかないと気合十分だ。一方、栗東ではミスターメロディ(牡4=藤原英)が唯一の木曜追いを敢行。芝コースでの“変則”追いに込めた戦略とは?同レースは22日、枠順が決定する。

 「今年G1を獲れなかったら、もう獲れないくらいの気持ち」。菜七子とともに高松宮記念に参戦する丸山は端正な顔立ちをより一層引き締め力強く宣言した。

 今年は17日までに17勝と昨年を上回るペース。重賞も3勝と、これまでの同4勝から一気にタイトルを増やし絶好調だ。「変わったことはしてないけど、いい感じで馬が回ってきている」と好調要因については多くを語らないが、昨年は新潟リーディングに輝くなどローカルで実績を積み上げてきた。

 チャンスを逃さず結果につなげたことも大きい。今年勝ったフェアリーS、フラワーCはともにテン乗りだ。「気持ちの切り替えをしっかりするようにしている。次も(同じ馬に)乗れるか分からない時代。テン乗りのときは騎乗馬の過去のいいときのレースを見てイメージを大事にしている」。今回のダイメイフジも初騎乗。「この時季は状態がいいと聞いている。今の中京は前に行くと止まるし、内側の1、2頭分は馬場が良くない。ダノンスマッシュの後ろくらいでタメが利けば」と勝利の方程式を思い描く。

 JRA唯一の現役女性騎手として常に注目を浴びる菜七子に加え、弟弟子の野中悠太郎(22)もアイルランド修業を経て今年すでに8勝と好調。16日には根本厩舎所属の3騎手がそろってV。18年11月11日、今月3日に続き短期間で3度目の快挙は、三者三様に成長している証だ。後輩の突き上げを「あせる」とリップサービスした丸山だが、それよりも“己に勝つ”ことを掲げる。

 デビュー1年目の8勝から、2年目92勝と躍進。3年目も72勝を挙げたが、その後6年間は合計213勝、平均35勝とペースダウン。一昨年の29勝は1年目を除けばキャリア最低だった。13年には前日に落馬負傷し、C・デムーロに乗り代わったアユサンが桜花賞を制する不運もあったが、昨年は60勝と7年ぶりに50勝を超え再浮上のきっかけをつかんだ。デビュー11年目、若手から中堅に差し掛かる今年はG1獲りを明言。G1史上初の兄妹弟子対決もスポットライトを譲る気はない。

続きを表示

この記事のフォト

「マイラーズC(G2)」特集記事

「フローラS(G2)」特集記事

2019年3月22日のニュース