【AJC杯】ツバサ生やして得意舞台へ 伊藤大師も満足顔

[ 2019年1月16日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=15日】3日間開催の最終日となった14日の中山競馬場から美浦入りした小野。給料日を目前にした馬券の負けは超痛い。足元フラフラでスタンド前にたどり着いた。そんな小野とは違い、AJC杯に出走するミライヘノツバサは軽快そのもの。ダートコース半周からWコースを1周。芦毛の馬体が元気ハツラツに脚を伸ばした。「いつも通り元気いっぱいで活気がある。それが持ち味」と伊藤大師は満足顔を浮かべた。

 エントリーしていた日経新春杯を回避して、17年3着の実績があるAJC杯に切り替えた。「元々はAJC杯を考えていたから。1週延びたが、その分乗り込めて良かったよ」と状態面はさらにアップした。全4勝は中山コース。馬名のごとく翼が生えたように走る得意舞台だ。レース当日は給料日直後。小野はツバサの激走で小遣いが増えるとニヤついていた。

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2019年1月16日のニュース