【東海S】穴馬ディオーネの一撃再び

[ 2019年1月16日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=15日】穴馬は繰り返し何度でも激走する。そんな持論のオサムが全休日に突撃したのは羽月厩舎だ。今年の東海Sで1番人気有力は目下5連勝中のインティ。強敵相手に正攻法でははね返されるだけ。穴馬なら意表を突かなければ。本命馬の機先を制すサルサディオーネだ。

 「前走は番手の形でも我慢できた。枠が逆なら…という感じもありましたね。まだ頑固なところは変わりませんが、ちょっとずつ我慢も覚えてきたかな」

 山下助手が振り返ったのは前走の船橋・クイーン賞。同じく中央から参戦アイアンテーラーとの“行った、行った”で2着に甘んじたが収穫もあった。「一度降級して、もう一回階段を上るように良くなった。自信も取り戻したようです」

 3歳夏には牡馬相手のレパードSで逃げて2着(12番人気!!)に食い込み、3連単80万円超の波乱を演出した彼女。牝馬の一撃。魅力的な言葉だ。

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2019年1月16日のニュース