【淀短距離S】テイルズ 鬼末脚で6勝目、岩田会心騎乗

[ 2019年1月15日 05:30 ]

 月曜京都メイン11Rは古馬短距離のリステッド競走・淀短距離S。直線勝負にかけた8歳の古豪ナインテイルズ(牡=中村)が外から強烈な末脚で追い込み、通算6勝目を挙げた。前走の京阪杯(2着)に続いてコンビを組んだ岩田は「出たなりの位置でじっとしていたし、脚がたまった。展開もハマったね」と会心の表情。「急がさずに、こういうレースができたら脚を使ってくれる」とパートナーをねぎらった。

 管理する中村師は「14キロの馬体増で、短距離馬らしい立派な体になっていた」と目を細める。指揮官は2月いっぱいで定年を迎え、解散後の厩舎は新たに開業する長谷川浩大技術調教師が引き継ぐ予定。「普段の調教から乗ってくれていたし、たった一人の弟子だからね。いい形で引き継いでくれたら」とエールを送った。次走はシルクロードS(27日、京都)へ。重賞タイトルを手にして、愛弟子にバトンを託す。

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2019年1月15日のニュース