【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】14日京都11R 攻勢が続く4歳世代のアンヴァルがライバルを圧倒

[ 2019年1月14日 08:00 ]

 中山競馬場でテレビ観戦した日曜京都11R・日経新春杯は見応え十分の熱戦だった。逃げたアイトーンが1000メートル通過58秒3のハイラップを刻み、武豊騎乗メイショウテッコンが早めのまくりを見せ、最後は中団で脚をためていたM・デムーロ騎乗のグローリーヴェイズがズバッと差し切った。ここまでスリリングかつハイレベルなレースは、G1でもなかなか見られない気がする。自分の印が的中したからではなく、質の高さに感動。今年は、こういうレースを多く見たい。

 3日間開催ラストの本日、当欄で取り上げるのは京都11R・淀短距離S。年明けに活躍が目立っている4歳世代から、◎にはアンヴァルを指名だ。2歳時に未勝利→500万下→福島2歳Sと3連勝を飾るなど、早い段階から素質の高さを示していたロードカナロア産駒。3歳の夏までは伸び悩んだ感もあったが、10月に軽ハンデ50キロながらもオープン特別のオパールSを快勝。別定戦で53キロとなった続く京阪杯でも0秒3差の4着と接戦を演じた。京都芝1200メートルの適性はかなり高く、中間は好調教を連発して出来はさらに上向き。オープン特別なら、まず勝ち負けになるとみた。

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2019年1月14日のニュース