【日経新春杯】メジロ牝系の底力!ラモーヌのひ孫グローリーが重賞初制覇

[ 2019年1月13日 17:49 ]

<京都11R・日経新春杯>勝利したグローリーヴェイズと関係者等(撮影・田中 健作)
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 日経新春杯で重賞初制覇を果たしたグローリーヴェイズは、86年の牝馬3冠を制したメジロラモーヌを3代母に持つ。ラモーヌの子どもから活躍馬は出なかったが、孫のフィールドルージュが08年の川崎記念を制覇。ラモーヌの血を引く馬のJRA重賞制覇は、17年ファルコンSを制したコウソクストレートに続いて2頭目となる。

 メジロ牧場を引き継いだレイクヴィラファームの岩崎義久さんは「レイクヴィラファームが大切にしているメジロ血統の一つがメジロラモーヌ系です。祖母のメジロルバートはライアン×ラモーヌというメジロの結晶のような配合でした」と懐かしそうに話す。

 「お母さんのメジロツボネはスピードとスタミナを兼ね備えた素晴らしい繁殖です。引退した時、迷わずディープインパクトとの配合を考えました。グローリーは遅生まれで体質も強い方ではなかったので重賞制覇は4歳となりましたが、成長力は血統が証明してくれていますし、今後が楽しみでなりません」

 次走は未定だが、中距離はもちろん、メジロが一世を風靡した長距離での活躍も期待できそうだ。

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2019年1月13日のニュース