【日経新春杯】グローリーヴェイズ重賞初勝利 ミルコ今年の重賞初制覇

[ 2019年1月13日 19:40 ]

<京都11R・日経新春杯>勝利したグローリーヴェイズと関係者等(撮影・田中 健作)
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 伝統のハンデ重賞「第66回日経新春杯」が13日に京都競馬場で行われ、ミルコ・デムーロ(40)騎乗のグローリーヴェイズ(牡4=尾関)が中団から抜け出して重賞初勝利を飾った。

 11日に40歳を迎えたばかりのミルコが12日未勝利の無念を晴らすかのように、この日は4勝の大暴れ。締めくくりがグローリーヴェイズによる今年の重賞初制覇だ。

 1000メートル通過58秒3のハイペースで道中は中団から。直線入り口で鞍上がアクションを掛けると鋭く反応し、残り1Fで力強く抜け出した。「強いですね。今回は体も増えていたし、成長を感じた。3〜4角は抜群の手応えだったし、直線もいい脚を使ってくれた。昨年の重賞(きさらぎ賞)では2着に敗れたけど、今回はリベンジができました」。ミルコは会心の表情で振り返った。

 これがキャリア7戦目。まだまだ伸びしろは計り知れない。17年スプリンターズS(レッドファルクス)以来の重賞制覇となった尾関師は「ジョッキーが信頼して乗っているのが伝わった。時計以上に強い内容でした」と愛馬を称えた。

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2019年1月13日のニュース