【芦屋・チャレンジC】王者松井、13年連続GP出場へ背水

[ 2018年11月20日 05:30 ]

GP出場に向けて勝負駆けの松井繁
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 松井は現在賞金ランキング20位。チャレンジCのタイトル通り、今回は一獲千金を狙う側に立った。

 前回のSG、蒲郡のダービーですでに戦闘態勢に入っていた松井は積極果敢な攻めが目立っていたが、最終日の選抜戦でコンマ01の勇み足。最後のチャンスとなる今大会は自分との闘いになりそうだ。

 手にした49号機は前操者・杉山貴博の優勝機。「足的にはいいと思う。最後まで諦めずに走りたい」。06年から12回連続で出場してきたグランプリへの推定ボーダーは優勝戦5着。王者のプライドを懸けた戦いが始まる。

 【グランプリへの条件】断トツの賞金額を誇る毒島の1位が決まっている。白井、井口はトライアル2ndから出場できる6位以内が確定。中島と800万円以上差がある峰も当選確実とみていい。ベスト6は残り2枠を懸けて争う。18位以内が確定しているのは桐生までの10人。浜野谷、太田、石野も19位以下に落ちる可能性がゼロに近く当確とした。前検日時点でのグランプリ出場ボーダー18位は5545万円の寺田。例年最終ボーダーは100〜300万円アップすることを踏まえ今年は5800万円前後と想定。今大会不参加の寺田は順位を維持するのが極めて厳しい。残る出場枠は5つ。15位池田と17位菊地は推定ボーダーまで200万円以上差がある。突破へ向けては特別選抜B戦の1着が欲しい。19位の赤岩は優勝戦完走で安全圏に到達する。20〜27位の7人は優出してそれぞれの条件クリアが必要。松井は5着、前本は4着、湯川と長田は3着。茅原、柳沢は準優勝が目標だ。30位西山以下は優勝するしかない。なお、最終日7Rアシ夢選抜は優勝戦と特別選抜の出場選手を除く、5日目までの得点率上位6選手が出場できる。

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2018年11月20日のニュース