【芦屋・レディースCC】遠藤、V3へ大暴れの予感 前検好感

[ 2018年11月20日 05:30 ]

レディースCC3連覇を狙う遠藤エミ
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 日高と共に大会皆勤賞を決めたのが遠藤。3月に地元びわこで開催されたレディースオールスター。V筆頭格の遠藤は予選をトップで通過したまではいいが、準優でまさかのF。それにより休み明け3カ月間のG1、G2の斡旋停止。レディースCの出場権利も奪われ賞金レースが危ぶまれたが、日々の積み重ねでチャレンジCの出場権をゲット。それも堂々の5位でドリームの切符も手に入れた。

 「いろいろあったけれど、次につなげる要素は去年よりもあった」。今年を振り返る遠藤の表情からはさらなる成長がうかがえる。

 「優勝を目指す。それで結果3連覇になれば」。16年の大村、昨年の下関と目下2連覇中。今年もまた弾みをつけてクライマックスに乗り込みたいところ。

 前検の手応えは「ペラ調整で重さが解消されて好きな感じになった」。女子トップ級の強烈ターンで今年もまた大暴れの予感。

 【クイーンズCへの条件】7位の中村までは12位以内が確定。クイーンズクライマックスの出場12枠のうち7枠が埋まっている。8位の松本は13位以下に落ちる可能性がわずかに残っているが、それも限りなくゼロに近い数字。当選確実とみていいだろう。昨年の最終ボーダーは2438万円。ただ、今年は12位の寺田がすでに2554万円を獲得。今年のボーダーは2600万円以上まで上がりそうだ。現在18位以下の6人は優勝しても寺田を超えられないため、実質的には9〜17位の9人で残り4枠を懸けて争う。F休み中の細川は結果待ち。竹井と守屋は予選7〜12位が参戦する特別選抜戦が最低条件だ。自力出場を狙うなら竹井は4着、守屋は2着が欲しい。寺田は優出すれば安全圏に入る。大山は優勝戦3着、落合と藤崎は準V、海野は優勝が必要。津田は優勝した上で他の選手の結果待ちとなる。

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2018年11月20日のニュース