【JBCクラシック】侮れない3歳世代の“逸材”エナジー

[ 2018年10月31日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=30日】JBCクラシック。テーオーエナジーの“滑り込み出走”に小さくガッツポーズしたのはオサムだ。先週までは補欠1番手。それが回避馬が出てゲートインが可能になった。

 シリウスSを快勝した3歳馬オメガパフュームの評価が高い。南部杯を圧勝したルヴァンスレーヴを頂点とする世代の強さが言われるが、ならばエナジーも要警戒だろう。ジャパンダートダービーでは果敢な逃げを打ち5着。ルヴァンスには軽く遊ばれたが2着オメガとは0秒2差。増井助手は案の定、前向きだった。

 「前走(グリーンチャンネルC14着)は久々もあったけど、1400メートルのペースが合わなかっただけ。ここに向けての態勢は申し分ない。1900メートルなら距離は大丈夫だから」

 さかのぼれば兵庫チャンピオンシップは5馬身差の圧勝だった。最強世代のなかでも屈指の逸材に異論はないはず。世代交代の波は怒濤(どとう)のごとく一気に押し寄せる。

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2018年10月31日のニュース