ブリーズドゥース 初V今度こそ!林師「しぶとい脚を生かせれば」

[ 2018年9月21日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=20日】3歳未勝利戦は今週の土日を含めあと開催4日。勝てなければローカルの500万で格上挑戦か地方競馬に転出か、引退か…。今月は生き残りを懸けた「スーパー未勝利」月間とあってどの陣営も力が入る。地方競馬担当時代、秋田はこの時期にどんな未勝利馬が入ってくるか、ダイヤの原石がいないか楽しみだった。だが、中央競馬も担当すれば当然、ここに懸ける思いに直接触れるわけで…。複雑な気持ちになる。

 ブリーズドゥースも初勝利を狙い土曜中山の6Rに出走する1頭。昨年のJBCレディスクラシックで地方馬初制覇を成し遂げたララベル(引退、父ゴールドアリュール)の半妹だ。林厩舎に来て今回が4戦目。前走は逃げ粘ってあと少しのところだったが3着。0秒1差の僅差で時計も縮め、内容は悪くない。20日のダートコースでの追い切りも好気配。「ちょうど、馬が良くなってきている時に預からせていただいてありがたいです。良血馬らしい品がありますし、前走のようにしぶとい脚を生かせれば」と林師の感触も良く、今度こそ。

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2018年9月21日のニュース