22日の盛岡開催は中止…禁止薬物陽性受け全頭検査決定

[ 2018年9月21日 05:30 ]

 岩手県競馬組合は20日、禁止薬物陽性馬が7月29日に続いて9月10日にも発生したことを受け、岩手競馬所属の733頭全馬に禁止薬物(ボルデノン=筋肉増強剤)検査を実施すると発表した。全ての検査が終了するのは10月7日頃とみており、全頭検査が間に合わない22日の盛岡開催は中止と決定した。代替も行わない。23日(155頭)、24日(148頭)の出走予定馬には検査を行い、開催を行う方針。同組合は「日本競馬全体の信用失墜につながりかねない」と感じており、各厩舎に監視カメラを設置、警備員の増員などの対策を打ち出している。

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2018年9月21日のニュース