【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】8日中京11R 気配充実ウインムートに重賞初Vの絶好機が到来

[ 2018年7月8日 08:00 ]

 勝つ可能性は認めても、本命視するほどの信頼性はないと判断して▲評価とした土曜9Rのオジュウチョウサン。3馬身差の圧勝という結果には脱帽するしかない。障害戦との流れの違いに戸惑わないかが最大の懸念だったが、抜群のスタートを決め、無理なく好位を取れた時点で「これは勝つかな…」と確信した。持ち味を最大限に生かすために早めに動いてスタミナ勝負に持ち込んだ武豊もさすがだが、改めて、オジュウチョウサンという馬が規格外であることを実感。今後が本当に楽しみになった。

 福島では名物重賞の七夕賞がゲートインする本日、当欄は紙面に予想の根拠を掲載していない中京11R・プロキオンSをピックアップ。狙いは、充実ぶりが際立っている◎ウインムートだ。4歳時の昨夏に芝から砂路線へシフトすると、いきなり1→3→1着と好レースを続けて高い適性をアピール。冬場はパフォーマンスを落として2桁着順の大敗も2戦あったが、3カ月半の休養から5月に復帰するとオープン特別をポンポンと連勝。特に、58キロを背負ってハイラップで2番手を追走しながら、最後まで脚色衰えずに押し切った前走・天保山Sは着差以上に強い勝ち方だった。一度勢いに乗ると、連勝街道を突き進むタイプが多いのがダート路線。今年好調な和田とのコンビも魅力たっぷりで、3連勝での重賞初制覇を期待だ。

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2018年7月8日のニュース