【万哲の乱 特別編】8日中京11R 高速ダートでドリームキラリが逃走劇

[ 2018年7月8日 08:00 ]

 天気予報通りなら、中京11R・プロキオンSは不良〜重が濃厚。良馬場の追い込み決着(勝ち馬キングズガード)で1分22秒9と時計を要した昨年と違って、今年は場合によっては1分21秒台の超高速決着。昨年同様に逃げ&先行馬が多くても、前は止まらない可能性が高い。13年にアドマイヤロイヤル(1分21秒9)が記録したコースレコードが破られるかもしれない。

 ◎ドリームキラリは逃げ条件で指名だ。前走・欅Sは確かに前半3F36秒1の絶妙ペースでの逃げ切りVだったが、評価すべきは昨夏札幌のエルムS(3着=重馬場)。同型馬テイエムジンソクを制して逃げまくり、結果的には勝ち馬ロンドンタウンのレコードVを誘発した形。ただ、ダート1700メートル戦で自身の1分41秒0は立派。前走・欅Sのようなパサパサの乾いたダートもいいが、雨で湿った砂でも強い。無論、絶好の内寄り2番枠を得た以上は行くだけ。3走前のコーラルS(3着)のように前半3F34秒1で飛ばせば、マテラスカイやドライヴナイトも楽には行けない。スタートに全力集中だ。

 《もうひと押し》福島9R・彦星賞は◎ナリノメジャー。今回の福島芝1200メートルは新馬戦Vの思い出舞台。近走はダートでも善戦しているが、久々の芝に戻って、スピード全開。

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2018年7月8日のニュース