【津・イースタンヤング】秋元 4カドまくりV「足良かった」

[ 2018年7月4日 05:30 ]

イースタンヤングを制した秋元
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 ボートレース津で「第5回G3イースタンヤング」優勝戦が3日の12Rで行われ、4コースカドからまくった秋元哲(29=埼玉)が優勝。「G1ヤングダービー」(9月19〜24日、浜名湖)への出場権と賞金200万円を獲得した。2着は佐藤翼、インの松尾充は踏ん張れず3着だった。

 想定外の事態にも秋元は落ち着いていた。1Mで3コースの佐藤がまくり差しに構えた瞬間に、ツケマイ敢行へと方針転換。見事に1枠・松尾を叩いた。

 「僕が上に行くことは考えていませんでした。あのタイミングで決まるとは思わなかったけど、決まって良かった。全部の足が良かったですね」

 初日ドリーム戦も同じ3枠・佐藤、4枠・秋元の並びだった。このときは佐藤の速攻に乗って、まくり差して突き抜けていた。優勝戦では対応力の高さを示した格好だ。

 予選からトップ級の行き足を中心に上位の舟足を披露、シリーズをけん引していた。3日目11Rの不良航法による7点の減点がなければ予選トップ通過だった。準優勝戦は1号艇で敗れて2着だったが、最後の最後でキッチリと頂点に立ってみせた。

 優先出場権を獲得した浜名湖ヤングダービーへの出場は、年齢制限により今年限りとなる。「優勝を目指して一生懸命頑張ります」。浜名湖は11年10月の新鋭リーグで初優勝を飾った思い出の地。“最後の舞台”での大暴れに期待したい。

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2018年7月4日のニュース