【細原・騎手で獲る 特別編】23日東京11R スマート“ハンパない”仕上がり

[ 2018年6月23日 08:00 ]

 今年の宝塚記念は主役不在。ファン投票1位サトノダイヤモンド、昨年覇者サトノクラウンなど、これまで中長距離界の第一線で活躍してきた実力馬が近走不振にあえいでいる。加えて当日の馬場も難解。雨雲レーダーの動きから「重馬場」と読んだが、晴れ間が続いた金曜の天気から「本当に雨が降るの!?」と不安になってくる。結論は馬場不問で完成期を迎えた◎ヴィブロス。どちらの天気に転んでも、当レースと「ディープ牝馬」は相性抜群。充実ぶりを評価した。詳細はあすの紙面で。

 G1資金は東京11R・夏至S。降級馬スマートダンディーに◎。舞台を問わない堅実派だが、久々の前走で11着と惨敗。初のオープンだったとはいえ、見せ場を全く作れなかった。石橋師は「久々で調子が良すぎたのもあって、返し馬から珍しく力んでいた」と敗因を分析する。その上で「一度使ってガス抜きができた。精神面を含め出来は前走以上。ここでは力上位なので」と巻き返しへ手応えを口にする。1週前の坂路は余力十分に4F51秒3の自己ベストをマーク。行きっぷりの良さは“ハンパ”なかった。即見直し。

 単複メイン。馬単・馬連は相手スピーディクール、ナムラミラクル、レッドオルバースの3点。

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2018年6月23日のニュース