【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】23日東京12R 立て直された逸材レッドイリーゼが鉄砲Vを決める

[ 2018年6月23日 08:00 ]

 梅雨時なので仕方がないが、今週の美浦トレセンは追い切りが行われた水曜も木曜も雨模様。気温の変動も大きく、少し喉をやられてしまった。明日の宝塚記念で春シーズンのG1は終了するが、夏場はローカル出張などで体力をむしろ消耗する時季。サッカーW杯ロシア大会のテレビ観戦で寝不足になっている場合ではない。体調管理には、くれぐれも注意したい。

 長かった春の東京開催も今週でフィナーレ。最終週の土曜は東京12Rを当欄の推奨レースとしたい。狙いは3歳牝馬の◎レッドイリーゼ。昨年暮れの新馬戦(中山・芝1600メートル)を圧勝し、牝馬クラシックを狙えると騒がれた逸材だ。2戦目の春菜賞(東京・芝1400メートル)は1番人気で3着惜敗。続く桜花賞TRのアネモネS(中山・芝1600メートル)も6着完敗でG1出走はならなかったが、当時は馬体重12キロ減が示すように本来の出来にはなかった印象が強い。3カ月余の休養を挟んだ今回は馬体が回復し、精神的にもリフレッシュに成功している。降級4歳馬もいる骨っぽい顔ぶれではあるが、先々はオープンでも…と感じさせる素質の持ち主。52キロで出走できる今回、500万は難なく通過できるとみた。

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2018年6月23日のニュース