【青森・全日本プロ選手権】南 1キロTT初優勝!親王牌初日理事長杯シード獲得

[ 2018年5月29日 05:30 ]

1キロタイムトライアル表彰式。(左から)2位の早坂、優勝の南、3位の大槻
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 G1「第27回寛仁親王牌」(10月5〜8日、前橋)の出場権とシード権を懸けた「第65回全日本プロ選手権自転車競技大会」が28日、青森競輪場で行われた。

 1キロタイムトライアルは南潤(20=111期)が初優勝。「スタンディングした後に(スピードに)乗り切れない感じがしたが気持ちを切り替えて走った。今ある力を出し切れた。普段のレースで2周行ってるのが(優勝に)つながったと思う」と喜びを語った。親王牌の初日理事長杯のシード権獲得は「結果としてうれしい」。五輪に関しては「チャンスがあればとも思うが深谷(知広)さんみたいに競輪選手として強くなってから考えたい」と語った。

 スプリント決勝は12年(ロンドン)、16年(リオデジャネイロ)の五輪に出場している中川誠一郎(38=85期)が貫禄勝ち。「朝からいい感じ(午前中の予選を10秒390で1位通過)だったので勝てて良かった」と2年ぶり5回目の同種目優勝にホッとした表情を見せた。

 ケイリン決勝は今大会から7車立て。成田和也(39=88期)が優勝した。05年にスプリントの優勝歴がある成田は今大会がケイリン初エントリー。「まさか勝てるとは。小松崎君にうまくつけたが小松崎君のスピードが良かった」とケイリン初Vの喜びを語った。なお、中川と成田も親王牌理事長杯の権利を獲得した。

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2018年5月29日のニュース