【共同通信杯】ミスターX フーリッシュ、3戦目の進化期待

[ 2018年2月11日 05:30 ]

 東京11R・共同通信杯はステイフーリッシュ。ここまで新馬戦(1着)→ホープフルS(3着)と2000メートル戦のみを使われてきた。ホープフルSは3角付近から勝負に出て、V馬タイムフライヤーからはわずか0秒2差。いかにもステイゴールド産駒といったしぶとさを持ち合わせ、例年タフなレースになりがちな共同通信杯で武器が生きる。

 デビュー戦が中京で左回りはクリア済み。陣営は短期放牧に出された中間での成長を強調しており、キャリア3戦目で見せる進化にも期待できる。メンバー中、G1を経験しているのは同馬のみ。瞬発力を披露した1戦目にスタミナを見せつけた2戦目。どんな展開になっても動じない。馬単(9)から(1)(2)(6)(10)(12)へ。

 京都11R・京都記念はミッキーロケットで勝負。今年1回使われた強みは大きい。次にドバイ遠征をにらむレイデオロ、モズカッチャンは始動戦での仕上げぶりを疑問視したい。現にレイデオロは調教で共同通信杯出走の3歳馬ゴーフォザサミットに遅れを取った。地力の違いがあっても出来ならロケットか。

 前走・日経新春杯(4着)の中間は傷腫れの影響で軽めのメニューを強いられた。一転、今回は坂路でビシバシと追われ、7日は4F51秒0〜1F12秒9の好時計をマーク。状態は確実に上向き、反撃態勢は整った。やや重の芝を鮮やかに抜け出した昨年の日経新春杯Vをみても、土曜の雨はむしろプラス。肩慣らしムードの実績馬たちに一泡吹かせる。馬単(9)から(3)(5)(6)(10)へ。

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2018年2月11日のニュース