【細原・騎手で獲る 特別編】11日東京11R 中谷ステイフーリッシュが人馬重賞初V決める

[ 2018年2月11日 08:00 ]

 共同通信杯(東京11R)は“チーム一丸”で重賞獲りを狙う中谷ステイフーリッシュに◎。中京の新馬戦は非凡なレースセンスで快勝。前走のG1・ホープフルS(3着)も変則の中1週に、初の長距離輸送という過酷な条件をクリア。重賞ウイナーの2着馬ジャンダルムに首差と世代上位の力を示した。前走後は短期放牧を挟んでリフレッシュ。中間は中谷が付きっきりで稽古をつけ手応えを確かめてきた。「ここ目標に強い攻めをした分、気が入ってきた」と鞍上。坂路で2週続けて4F52秒台の好時計をマークするなど行きっぷりが増してきた。前走は小回り中山で4角でのモタつきが最後に響いたが、直線の長い府中の千八なら思う存分に加速できるはずだ。

 矢作&中谷の師弟コンビ。鞍上は日頃からトレーナーへの感謝の気持ちを口にし、「先生の厩舎で決めたい」と自身の重賞初制覇へ意気込んでいた。普段は“べらんめえ口調”で取材を受けるが、それは照れ隠しで情が深い男。休日返上で牧場に出向き馬にまたがるなど、競馬に対し真摯に取り組み関係者の人望は厚い。デビュー21年目。苦労人のとびっきりの笑顔が見たい。単勝1点勝負!!

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2018年2月11日のニュース