【東京新聞杯】プラチナ 完全復活へ「いい頃に近づいてきた」

[ 2018年1月30日 05:30 ]

東京新聞杯に出走予定のダノンプラチナ
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 今週の東京メインは「第68回東京新聞杯」。東の注目はダノンプラチナ。14日のニューイヤーS(中山)で15年富士S以来、2年3カ月ぶりの勝利を飾り、復活をアピールした。

 国枝師は冷静に前走を振り返る。「位置を上げていく時にモタついて“大丈夫か”という感じだった。本来は馬なりでシューッと上がっていける馬だから」。3連勝でG1朝日杯FSを制し、2歳王者に輝いたのが14年。将来を嘱望されたが、その後は慢性的な爪の不安に悩まされ思うような結果を残せなかった。

 それでも我慢強い調整を重ねて、プラチナは再び輝きを取り戻しつつある。「一番良かったのはG1を勝った時。あの頃は調教の走りもズバぬけていた」。師は“全盛期”を振り返った上で続けた。「理想には及ばないが体調もフォームも、いい頃に近づいてきた」。静かに、着実に、諦めることなく完全復活への道を歩む。

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2018年1月30日のニュース