【万哲の乱 特別編】25日東京11R 立て直したダノンリバティが鉄砲駆け

[ 2017年11月25日 08:00 ]

 半年ぶりの栗東出張。競馬場の指定席エリア並みの快適さだった新調教スタンドには驚いたが、取材としての滞留時間はわずか。今週よく行ったのは昔からある坂路スタンド(通称・坂路小屋)。ジャパンCに2頭出しの友道師や“オープン馬の宝庫”の音無師が陣取っているから。

 東京11R・キャピタルSは音無厩舎の◎ダノンリバティを狙ってみたい。サマーマイルシリーズの中京記念5着、関屋記念3着、京成杯AH3着と皆勤した後は放牧でリフレッシュ。先週16日が坂路で4F51秒8、今週22日が同51秒7。音無師は「追い切りは動いた。休み明けだけど、状態はいい」と体調面にはお墨付き。今回は愛弟子の松若から、コンビ復活の戸崎へスイッチ。戸崎騎乗時は5戦1勝、2着2回で連対率60%。指揮官は「1回ジョッキーを代えてみて、どう出るか?東京マイルは問題ないと思うので」と勝負態勢。重賞級の好メンバーが集まったが、これだけ動きが良ければ即狙い。

 《もうひと押し》東京10R・銀嶺Sは◎エイシンビジョン。前走・神無月S(10着)は休み明けで昇級戦。しかも、不慣れな逃げる形でやむを得ない面もあった。本来のタメて差す形なら、現級でも通用する能力の持ち主。

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2017年11月25日のニュース