【梅ちゃん先生 特別編】4日東京10R モアナの3連勝だ

[ 2017年6月4日 08:00 ]

 モアナといえば、目に浮かぶのが今春公開のディズニー映画「モアナと伝説の海」。16歳の少女モアナが愛する者たちを救済するため大海原に旅立つ冒険譚(たん)である。同じ名をもつ競走馬も少女モアナのようなしなやかな体躯(く)を備えている。馬場に入れば、バネの利いた弾むようなフットワーク。「僕が乗った中で最高のバネはハイアーゲーム(04年青葉賞など重賞2勝)とモノポール(06年巴賞)」。高橋文師は大久保洋吉厩舎の調教助手時代に稽古をつけたオープン馬2頭の名を挙げるが、モアナの乗り味も格別だという。「しなやかで凄くいいバネをしている。乗っていて気持ちがいい」

 前走は休養明け&昇級のダブルハンデを乗り越えて完勝。「実は久々のせいで体の張りがもうひとつだった。1度使ってからか…とも思っていたが、強い競馬をしてくれた」。うれしい誤算。今回は1000万に昇級するが、舞台は2連勝中の東京1400メートル。1度使われた上積みと51キロの軽ハンデなら…。3歳の少女モアナが懐寂しい馬券オヤジを救済するか。

続きを表示

2017年6月4日のニュース