【２歳馬チェック（東京）】ヴィオトポス　父ゴッホにそっくり…ヨレながらも完勝

３日、メイクデビュー東京を制したヴィオトポス
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　３日、東京競馬場５Ｒで行われた「メイクデビュー東京」（芝１４００メートル）は、柴田大知騎手騎乗のヴィオトポス（牝２＝田村康厩舎、父マツリダゴッホ、母マイネヴィータ）が外から一気に差し切り、今年の関東での最初の新馬戦を制した。

　スタート後は行き脚がつかず後方集団からの競馬となったヴィオトポス。直線で外に出されると、首を上げて左右にヨレながらもメンバー最速タイ３４・８の末脚で差し切った。同じく外から追い込んだブショウが１馬身１／４差の２着。直線半ばで一旦抜け出したビリーバーがさらに１馬身１／４差の３着に粘りこんだ。

　父はマツリダゴッホ、母は同じく田村師が管理したマイネヴィータ（札幌２歳Ｓ２着、フラワーＣ２着など）という血統。首が高い走法は父と瓜二つ。重賞６勝を含む１０勝をすべて右回りの競馬場で挙げた父とは違い、左回り東京競馬場での勝ち上がりとなった。

　２着のブショウは追い込んだが最後は脚色が同じになってしまった。距離は延びても大丈夫。３着のビリーバーは外から強襲した２頭に屈した。

　次走注目は３着ビリーバー。先行勢が大敗するなか３着に踏ん張った。直線半ばでは完全に抜け出していただけに直線が長い東京競馬場が災いしたか。母同様２歳から完成度が高く、小回りならあっさり勝ち上がりそう。