【鳴尾記念】ユタカ「神騎乗」ステイインシアトルが重賞初V

[ 2017年6月4日 05:30 ]

<阪神11R・鳴尾記念>重賞制覇を喜ぶ武豊(中央)と池江師(左)
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 「第70回鳴尾記念」は3番人気のステイインシアトルが武豊の絶妙な逃げに導かれて重賞初制覇を飾った。前半5F61秒6に対し、後半5Fは約4秒も速くなって57秒8。これでは後続はひとたまりもない。1番人気スマートレイアーの追い上げを首差しのいで、まんまと逃げ切り。鞍上はしてやったりの表情だ。

 「うまくいきました。馬がレースを覚えてきたので乗りやすかった。自分のペースで走れたら強いです」

 池江師は3年連続4回目の鳴尾記念制覇。金勝(こんぜ)小学校、栗東中学の同級生でもある名手を「ジョッキーの進言もあって、このレースを使いました。神騎乗ですね」と称えた。

 次走は函館記念(7月16日)と小倉記念(8月6日)の両にらみ。

 ◆ステイインシアトル 父ステイゴールド 母シアトルサンセット(母の父ビロングトゥミー)牡6歳 栗東・池江厩舎所属 馬主・青芝商事 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績10戦5勝 総獲得賞金9789万3000円。

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