【安田記念】ミスターＸ　実力馬エアスピネルがマイルで戴冠！

　東京１１Ｒ・安田記念はエアスピネルだ。ハイレベルと称されたクラシックで皐月賞４着→ダービー４着→菊花賞３着と安定した成績を残した実力馬。掛かりやすい気性を考慮され、今年からはマイル路線に照準を合わせてきた。そのマイルでは新馬戦、デイリー杯２歳Ｓ、朝日杯ＦＳを含め【３・２・１・０】と３着外はなし。この距離ならＧ１勝ちも夢ではない。

　この中間も攻め抜いている。これまでは１週前に強い負荷をかけていたが、今週の最終追いは坂路で４Ｆ５１秒８の猛時計。笹田師は「この馬の性格を考えて苦しめてみた。レースで全力を出せるように」と説明した。前走・マイラーズＣ（２着）は行きたがる同馬を武豊が抑えるシーン。それでもＧ１馬イスラボニータに０秒１差なら能力は間違いない。Ｇ１の速い流れならさらに良さが出る可能性も。最強世代のいぶし銀が大きな栄誉を手に入れる。馬単（８）から（６）（１１）（１４）（１５）（１８）へ。