【天皇賞・春】近年は1枠が優勢!「二強待った」シャケトラ1枠1番

[ 2017年4月27日 17:07 ]

天皇賞・春に向けて坂路でトレーニングするシャケトラ
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 4月30日に京都競馬場11Rで行われる天皇賞・春(G1・芝3200メートル)の枠順が27日、決定した。今年から新設されたG1・大阪杯を制し、天皇賞・春の連覇に挑むキタサンブラック(牡5=清水久厩舎、武豊)は2枠3番。昨年末の有馬記念でキタサンブラックを破り、今年初戦の阪神大賞典(G2・阪神・芝3000メートル)を完勝したサトノダイヤモンド(牡4=池江厩舎、C・ルメール)は8枠15番に入った。

 過去10年を紐解くと、1枠が好成績。09年マイネルキッツ、11年ヒルノダムール、12年ビートブラック、15年ゴールドシップ、そして昨年のキタサンブラックと10年で5勝している。マイネルキッツは12番人気、ビートブラックも14番人気と大波乱を演出した。今年の1枠には、上昇著しいシャケトラ(牡4=角居厩舎、田辺)と、3000メートル以上のレースを連続2着と好調な古豪・ラブラドライト(せん8=斉藤崇厩舎、酒井)が入り、虎視眈々と二強崩しを狙っている。

 それに続くのが意外にも大外8枠。勝ち馬こそ08年のアドマイヤジュピタのみだが、2着が3回、3着は1回。今年はサトノダイヤモンドのほかに、菊花賞2着のレインボーライン(牡4=浅見厩舎、M・デムーロ)と単騎逃げを目論むヤマカツライデン(牡5=池添兼厩舎、松山)が8枠に入っている。

 苦戦が続いているのが5枠。08年にメイショウサムソンが2着したのみで、他の年は3着にすら入っていない。ディーマジェスティ(牡4=二ノ宮厩舎、蛯名)とアドマイヤデウス(牡6=梅田厩舎、岩田)はこのデータを払拭できるか。

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2017年4月27日のニュース