【天皇賞・春】切れ切れシュヴァル13秒1“2強斬り”へ挑む

[ 2017年4月27日 05:30 ]

<天皇賞・春>チップを蹴り上げ、併せて追い切るシュヴァルグラン(左)
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 昨年よりパワーアップしたシュヴァルグランが“2強斬り”に挑む。最終追いは坂路でムスカテール(9歳オープン)との併せ馬。上がり重点に力強い脚取りで4F53秒5〜1F13秒1。ラスト2Fで鞍上のGOサインが出ると鋭く反応し、僚馬を軽々と1馬身半差突き放した。稽古を見守った友道師も納得の表情だ。

 「これまで調教は動かないタイプだったが、見た目もシャープになり時計が出るようになってきた。今朝の動きも良かった。最近は切れ味も出せるようになってきたね」

 主戦の福永は「スタートの1歩目が違う。ハミに向かって走るようになったし、走りの質が変わってきた」と調教の効果を感じ取っている。「今年はいいポジションで運べると思うし、昨年よりも自信を持って臨める」と昨年のリベンジに燃える。出来は最高潮。姉ヴィルシーナ、妹ヴィブロスに続くビッグタイトル奪取を狙う。

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2017年4月27日のニュース