【皐月賞】レイデオロ95点!キ甲とトモ傑出でスケールNO.1

[ 2017年4月12日 05:30 ]

カデナを上回るスケールのレイデオロ
Photo By スポニチ

 スペイン語で「黄金の王」と名付けられたレイデオロはカデナと並ぶ均整の取れた馬体。いや、カデナを上回るスケールかもしれない。3歳春のサラブレッドとは思えないほどたくましく膨らんだキ甲。鋼のように強じんで立派なトモ。馬はキ甲で人を乗せ、トモで走る。馬体の要ともいえる2つの部位が傑出しています。トモのパワーを伝える飛節にも狂いなし。目を前肢に移すと、膝、球節、つなぎ、蹄…全てが絶妙な角度でリンクしている。超一流馬になる可能性を持った馬体です。

 その一方、腹周りにはもうひと絞りできそうな余裕があります。顔つきものんびりしています。集中していないため左耳を前方へ、右耳を後方へ向けています。休養明けの馬らしい立ち姿。ただし、レースを今日迎えるわけではありません。今週の追い切りと競馬場への移動でガラッと変わってきそうな雰囲気がある。現段階では5点割引の95点としましたが、レース当日に腹周りと顔つきがシャープになっていれば無条件で100点満点。年明け初戦の皐月賞優勝…。前代未聞の大仕事をやってのけても不思議がない黄金の王のスケールです。

続きを表示

2017年4月12日のニュース