【東海Ｓ】モルトベーネの２番時計に秋山大興奮「メッチャ動いた」

　【東西ドキュメント・栗東＝１８日】火曜に京都競馬場で勤務した翌日にはトレセンで追い切り取材。イレギュラーなローテに、寺下は“プチ・パニック”だった。しかも、水曜朝の栗東はマイナス２度の銀世界。寒さに震えていると、ホットな陣営の手応えに心が温まった。東海Ｓにモルトベーネを送り込む松永昌師は「追い切りの動きが凄く良かった。力はあるので重賞でもやれそう」と期待を寄せると、「ほら、秋山が来たぞ」と追い切りを終えたばかりのジョッキーを出迎えた。

　この日の坂路で２番時計となる４Ｆ５１秒２の好タイムをマーク。初騎乗の秋山も「メッチャ動いた。成績ほど悪い馬じゃない。追い切りは乗らない方が先入観なくいけて、いい時もあるが今回は乗って良かった」と興奮気味に口を開いた。オープンクラスの近３走は９→１１→６着に敗れたが「当日イレ込んでいると結果が良くないみたい。落ち着いて臨めれば」とポイントを教えてくれた。馬券に絡めば高配当確実！？日曜のレース当日が待ち遠しい。