【梅ちゃん先生　特別編】２６日京都１２Ｒ　アヴニールマルシェが復活

　セン馬になって気の悪さを解消してきた。今週の追い切りでは、直線でいったんかわした併走馬（レッドライジェル）を馬なりで差し返した。去勢手術明け３戦目。促すと耳を絞って反発していたクセ馬に前へ出ようとする闘争心が戻っている。「いいねえ！」。そんな走りに藤沢和師も笑みを浮かべた。３歳春まで重賞戦線で好勝負を演じた素質馬。その後は気の悪さがブレーキをかけていたが、復調のきざしを見せた以上、１０００万はあっさり突破できる。

　≪東京１１Ｒ　ブレイブスマッシュの鉄砲駆け≫

　ダービー以来、半年の休み明けになるが、久々とは思えないほど仕上がっている。中間６本の追い切り。少し行きたがる面はあるが、覇気に満ちたストライドが鉄砲駆けの可能性を伝えている。昨年の新設重賞サウジアラビアＲＣを制し、今春のファルコンＳでも小差２着。主戦・横山典騎乗とあれば、人気のない休み明け初戦こそ狙い目だ。