笠松 出走馬から禁止薬物検出 筋肉増強剤 30日間出走停止へ

[ 2016年11月18日 22:42 ]

 岐阜県地方競馬組合は18日、笠松競馬場(同県笠松町)で7日に行われた第1レースに出走し2着だった藤田正治厩舎のイザタマエ(牝3歳)から禁止薬物の筋肉増強剤「ボルデノン」が検出されたと発表した。勝馬投票券は有効で、払い戻しへの影響はない。

 組合によると、1、2着を対象としたレース後の尿検査で発覚した。レースは失格とし、30日間の出走停止処分とする方針。同じ厩舎の28頭も検査し、結果が出るまで出走させない。

 組合は17日、競馬法違反の疑いで岐阜羽島署に届けた。馬主への賞金や手当約8万円などは返還させる。

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2016年11月18日のニュース